製品紹介 PDFダウンロード よくあるお問合せ メールでのお問合せ 電話でのお問合せ 新晃電機株式会社

新晃電機株式会社

〒546-0035
大阪市東住吉区山坂1丁目5番16号
TEL:(06) 6629-1123
FAX:(06) 6623-1133
https://www.shinkoh-electric.co.jp

エレカット

我が社はクレーン・ホイスト用電装品の専門メーカーとして、物流設備の省力化と作業能率向上を目的とする各種電装・機能製品を提供して参りました。 搬送機器ではとかく機械的負担の大きい電磁接触器の接点の溶着がクレーン ・ホイストの暴走につながって不測の事故をまねいています。
エレカットは搬送装置の動力系と制御系それぞれの信号を取り出し、相互を比較確認することで異常を検出して事故を未然に防ぐ機器です。事故の未然防止の直接的効用に加え、安全装置としての稼働・保守費用は極めて小さく、システム全体の効率的運用に大きな経済的・心理的効果があります。
本製品は一般工業向けの汎用品として日本国内での使用を前提に設計・製造をしています。原子力、航空、鉄道及び医療機器等の人命や財産に甚大な影響が予測される場所や、外国ではご使用にならないでください。

    交流操作形電磁接触器の接点の溶着検出

    SO型S2O型S3O型AO型

    交流操作形電磁接触器の接点の溶着・ケーブルの混触検出

    SKO型

    直流操作形電磁接触器の接点の溶着検出

    E型E2型

    2024年1月よりOH(オーエイチ)シリーズのエレカットを標準機種として発売しています。
    OH(オーエイチ)シリーズは従来機種の接点の溶着検出機能に加え、接点の接触不良を検出するH(エイチ)の機能があります。
    またエレカットの動作電源投入時に動力系ないし制御系、いづれかの信号を検知すると回路異常として判断して出力リレーが作動する自己診断機能があります。この機能により手元のペンダントスイッチで模擬的に作動条件(操作スイッチを押した状態で、エレカットの動作電源と主電磁接触器を同時にON)を作り、クレーンにのぼることなく簡単に動作点検が行えますので、経費をあまり掛けることなく点検頻度を増加でき、安心して作業をすることができます。その結果、電磁接触器の接点溶着によるクレーンの暴走を防止する直接的な効用と共に経済的・心理的効果が期待できます。
    なお無線式ペンダントによる操作時や、トロリー線による制御信号の伝送時には、自己診断機能を使用できない場合もあります。

    エレカットの種類:
    ●交流操作形の電磁接触器、および直流操作形の電磁接触器
    ●交流負荷用の電磁接触器(正弦波交流のみ、インバータ機器には対応していません。)
    ●検出する回路数は1回路、2回路、3回路

    RoHS指令には対応していません。

    点検: 安全に関する機器のため定期点検を必ず実施してください。

    保証: 各製品の製造番号に基づき、弊社工場出荷日より5年間の無償保証を行います。

    寿命: 部品の経年変化を考慮して、通常(*)の使用状態で約10年です。
       * 周囲温度:0~40℃ 、稼動状態:8時間/日 、250日/年 を想定しています。

    このホームページではエレカットの概要を紹介します。詳細やその他の製品については専用のカタログを参照してください。

    販売を終了した製品については、販売終了製品の一覧を参照してください。

    エレカットの型式表示

    エレカットの型式表示

    励磁電流記号の入力欄

    記号 励磁電流の検出範囲  (カッコ内は、対象となる機種)
    30 AC8mA~1A    (SOH/S2OH/S3OH/AOH/SKO)
    31 AC25mA~2A    (SOH/S2OH/S3OH/AOH/SKO)
    32 AC45mA~3A    (SOH/S2OH/S3OH/AOH/SKO)
    38 AC/DC16mA~2A  (E/E2)

    型名の入力欄

    記号 仕様の概略
    SO : 交流負荷用の電磁接触器の接点の溶着検出・接触不良1回路
    S2O : 交流負荷用の電磁接触器の接点の溶着検出・接触不良2回路
    S3O : 交流負荷用の電磁接触器の接点の溶着検出・接触不良3回路
    AO : 交流負荷用の電磁接触器の接点の溶着検出・接触不良1回路
    SKO : 交流負荷用の電磁接触器の溶着・ケーブルの混触検出1回路
    E : 交流負荷用の電磁接触器の接点の溶着検出1回路
    : 交流負荷用の電磁接触器の接点の溶着検出2回路

    エレカットの設置について

    OH(オーエイチ)シリーズの本体側端子台はM4ねじです。交換等でM3ねじの従来機種(S3O、E2を除く)からOH(オーエイチ)シリーズに取替る際はご注意ください。なお付属する負荷センサーの端子台は、M3ねじから変更はありません。
    ノイズが多い環境では、エレカットの電源にノイズフィルター等を通して配線してください。特にインバータ機器とエレカットを同一の電源系に接続される場合は、インバータ機器で発生したノイズが電源ケーブルを伝わる、伝導ノイズにもご注意ください。

    負荷センサーについて

    負荷センサー

    負荷センサーは標準で、検出回路数に対応した個数がそれぞれ付属します。
    なお付属する負荷センサーは端子カバー無しですが、CTL-WおよびCTLは端子カバー付きをオプション品(受注生産)で販売しています。

    オプション品
    奥側:CTL-W端子カバー付き
    手前:CTL端子カバー付き

    各詳細はカタログをダウンロードしてご参照ください。ダウンロードはこちらをクリック
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