ケーブルハンガー
工場内の搬送機器設備がますます多様化する中で、新晃電機の各種ケーブルハンガーは、給電ケーブル、エアーツール、および移動用ホースハンガーとして高い評価を受けています。
ワンタッチでメッセンジャーワイヤへの取付けが出来るキャリスター、追従性に優れ、工具なしで幅調整が出来るI形ケーブルハンガーなど。
高所での取付け作業や保守点検が容易に行えるため、従来の作業プロセスの合理化や、効率化に欠かせないアイテムとして、各方面で幅広い用途に使用されています。
ケーブルハンガーの取付け例と仕様
吊下げ荷重 (ケーブルハンガー1個あたり) |
台車2輪以下の時:25N(2.5kgf) 台車4輪の時:49N(5.0kgf) |
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ケーブルハンガー取付け間隔 | 1.5m~2.5m |
吊部 取付け数 | 30個以下 |
ケーブルのたわみ深さ | 1m以上 |
移動速度 | 63m/分 以下 |
取付け上のご注意 | ケーブルは、撚りをもどしてから、ねじれ方向にループ状にクランピングしてください。 走行距離が30m以上、または吊部G以上を使用する場合は、滑車に牽引チェーン(カタログ参照)を取付けてください。 |
メッセンジャーワイヤ用
キャリヤ SKA型/SKT型(鋼製ローラー)
耐摩耗品質による軽快走行。
ローラーは磨耗に強いアセタール樹脂製ですので、耐久性に優れ走行も軽快です。受注生産品として鋼製ローラー仕様のSKT型も製作しております。
ケーブル保護バンドの採用
ゴム製保護バンドの採用により、ケーブルシースを傷つけることなく、しっかりと固定します。
キャリスター SDT型
取付け・取外しは工具不要
メッセンジャーワイヤへの取付け・取外しは工具なしで行えます。ビスやナットの締付け作業がないので、作業時間が短縮できます。また、メッセンジャーワイヤを張った後でも保守点検が容易です。
軽くて強い
耐久性に優れたポリカーボネート樹脂製ですから、屋内から屋外まで幅広くご利用頂けます。
取付け方法
キャリスター2 SDT2型
取付けはワンタッチ
メッセンジャーワイヤへの取付けは、押し込むだけで行えますので、作業時間が短縮できます。また、メッセンジャーワイヤを張った後でも保守点検が容易です。
軽くて強い
耐久性に優れたポリカーボネート樹脂製ですから、屋内から屋外まで幅広くご利用頂けます。
I 型鋼レール専用
I 形ケーブルハンガー SDI型
I 形鋼レールを安全走行
鋼製ローラーはベアリング内蔵ですので、走行は軽快です。また、台車幅が狭いので、ハンガー溜りがコンパクトです。
工具なしで幅調整
I 形鋼幅75~125用、100~150用、175・190用、150専用の4種類があり、国内規格の全てのI 形鋼に対応します。幅調整は工具なしで簡単に行えますので、高所の作業でもハンガーの脱着・保守点検が容易です。
C型鋼レール専用
C形ケーブルハンガー SDC型
2種類の4輪式ローラー
C形鋼(75×45×15×1.6)専用のケーブルハンガー。ボールベアリングを内蔵し、円滑な走行が得られる鋼製ローラーと、走行音が小さく、軽量化を重視したアセタール樹脂製ローラーの2種類があります。
移動機器給電用ケーブルハンガーとしてご利用ください。
※C形ケーブルハンガーは直線専用となっております。
※チェーン牽引金具は標準装備されていません。必要な場合は、ご注文時にご指定ください。
C形ランニングケース SDC-B1
本体は防塵・防雨構造
C形鋼(75×45×15×1.6)専用の移動式端子ケース。 ケース本体は耐久性に優れたポリカーボネート樹脂製で、防塵・防雨構造と相まって、高い安全性を確保しています。
優れた操作性
台車とケースの接合部はヒンジ式となっており、ケース本体・ケーブルに余分な負荷が掛かりません。 また、作業者の行動範囲も広く取れ、快適なペンダントスイッチの操作が行なえます。
※C形ランニングケースは直線専用となっております。
- ①ランニングケース SDC-B1
- ②新晃電機製ペンダントスイッチ
- ③SS-VCT-SSDケーブル(ワイヤ入り)
- ④SS-VCTケーブル
- ⑤C形鋼レール